働くひとを知る
代表インタビュー
Interview 00
NTKJ代表 佐藤公一
1974年の創業以来「どんなに難しい課題であっても、まずはチャレンジする」という姿勢を貫いてきました。これからの時代における「NTKJの存在意義とは何か?」代表自らが語ります。
人知れず、世界を変えるイノベーションが生み出される小さな工場
ーーどんなことをやっている会社ですか?
高品質、高精度プラスチックレンズのファクトリー&ラボです。ただのプラスチックレンズではありません。社名にある通り、“特殊”というのが特徴で、お客様のご要望にあわせて、カスタムしながら作りあげていきます。製造に関わる実務(ファクトリー)と、新技術の開発や、品質向上に向けた研究(ラボ)が相互作用しながら同時進行しています。
ーーどんな製品に使われているレンズですか?
照明やセンシング、航空宇宙や医療からアートにいたるまで、あらゆる分野のものづくりに活用されています。ですが、具体的な製品名やクライアントは全く明かせないんです…。明かせないと言うことくらいしか明かせない…。私たちのレンズは最先端の研究開発段階から使用されていたり、産業機械に組み込まれていたり、機密保持に関わる製品開発に携わることが多く、公表できない要素がたくさんあります。ですが、誰しもが馴染みのあるグローバル企業さんの製品に携わらせていただいています。どれも人の生活を豊かにし、世の中に貢献する製品ばかりです。具体的にお伝えできないことが心苦しいのですが、それも世界最先端技術を扱っているからこその悩みでしょうか。
一緒に考えることで具現化し、光学の常識を覆していきたい
ーー世界のトップ企業の最先端テクノロジーの一端を担うパーツがなぜ、熊谷の小さな工場に発注されるのでしょうか?
1974年の創業以来「どんなに難しい課題であっても、まずはチャレンジする」という姿勢を貫いてきました。特殊な技術を要すること、高い精度が必要なもの、加工が難しい巨大なものなど、他社には簡単に作れないものをつくっていきたい。いただく課題に対し試行錯誤を繰り返すことで結果的に技術が磨かれ、それぞれのオーダーにあわせて試作の段階から一緒に作り上げていく、というスタイルがずっと変わらず継承されています。
量産型の大きい企業さんでは引き受け難い、実現できるかできないかまだわからない、今までにやったことのない事例に挑戦ができるのは、NTKJの規模感だからこそできることであり、私たちの強みなんですね。ですので、そういう噂を聞きつけた国内外の会社さんから日々相談が舞い込んでくるんです。
量産型の大きい企業さんでは引き受け難い、実現できるかできないかまだわからない、今までにやったことのない事例に挑戦ができるのは、NTKJの規模感だからこそできることであり、私たちの強みなんですね。ですので、そういう噂を聞きつけた国内外の会社さんから日々相談が舞い込んでくるんです。
ーーある社員の方が、誰しもが知るグローバルクライアントから大学院生までの依頼を並列に受けているというのはNTKJの大きな特徴だとお話されていました。
そうですね。私たちの仕事は、オーダーに対してお客さまが何を実現させようとしているのかというのをヒアリングして探ることから始まります。その上で、お客さまの期待以上の解決策を提案する。大学院生が何をしようとしているのか、ビックネームのグローバル企業が何をしようとしているのか、規模感は違えども、“探る”という意味では同じなんです。仕事を受ける窓口の社員も誰から依頼がきたかっていうことよりも、どんな依頼なのかって図面で見ていますから(笑)。
私たちの仕事は明かせないことが多いですが、誠実にプロジェクトに向き合って仕事をしていれば、さまざまな分野の開発のお手伝いができるチャンスがたくさん巡ってきます。私は、世の中でこれまでできないと思われていたことを可能にしたい。チャレンジを続けて、光学の常識を覆していきたいんです。そうやって世界の技術革新に微力ながらも貢献できるということは会社の理念でもありますし、社員みんなのモチベーションにもつながっていますね。
私たちの仕事は明かせないことが多いですが、誠実にプロジェクトに向き合って仕事をしていれば、さまざまな分野の開発のお手伝いができるチャンスがたくさん巡ってきます。私は、世の中でこれまでできないと思われていたことを可能にしたい。チャレンジを続けて、光学の常識を覆していきたいんです。そうやって世界の技術革新に微力ながらも貢献できるということは会社の理念でもありますし、社員みんなのモチベーションにもつながっていますね。
求めているのは、同じ情熱を傾けて走ってくれる精鋭チーム
ーー今どんな人材を必要とされているのでしょうか?
NTKJは、世界中から頼られる超精密加工のファクトリー&ラボでありたいんです。このビジョンに向けてジャンプするために、力を貸してくれる仲間を募集しています。次々と舞い降りてくる“難題”を、クリエイティブに乗り越えていくことは決して簡単なことではありません。ですがチームでブレストしながら現状をトコトン観察し、突き詰めて考えていけば何かしら解決の道はあるものです。そのチーム作りを強化するためには、前向きなパワーのある人材が必要不可欠なんです。
ーーNTKJでの“やりがい”とは何ですか?
まずは、お客さんに喜んでいただけるということ。そして、これまで世の中に存在しなかった、社会の進化を担うかもしれないものづくりに携われるということ。そのパーツを生み出すことで、世の中に貢献できるというのは最大の醍醐味ですよね。その過程には、SFの話が現実になっていくようなワクワクがあるんです。そこに魅力を感じてもらえたら嬉しいですね。
やりがいというのは、ご要望に向き合って能動的に挑んでいるからこそ生まれるものです。私たちがチャレンジをし続けられるのは、一緒に挑んでくださるお客さまがいてくださるから。さまざまなご相談をいただけるNTKJだから、やりがいを持つことができる環境なのだと思っています。
やりがいというのは、ご要望に向き合って能動的に挑んでいるからこそ生まれるものです。私たちがチャレンジをし続けられるのは、一緒に挑んでくださるお客さまがいてくださるから。さまざまなご相談をいただけるNTKJだから、やりがいを持つことができる環境なのだと思っています。
世界中から頼られる超精密加工のファクトリー&ラボであるために
ーーこの先の未来、どんな企業像を思い描いているのでしょうか?
社会課題っていうとおおげさかもしれませんが、世の中が今までより少し便利になったとか、一昔前にできなかったことができるようになったとか、日常の生活の質をさりげなく向上させられるような企業でありたいと願っています。それぞれニッチなところで努力されているお客さまがいて、ご要望にあわせて私たちが試作開発のお手伝いをする。時代時代でニーズは変わっていきますが、いつの時代も、いかなるオーダーにも技術で貢献できるような企業、そういう集団であり続けたいですね。